農地探し

自然農法

畑を始めようと思ったら,まず土地をどうするかの問題にぶち当たる.

月1回習っていた野菜塾で貸しているとのことで,借りようと思ったが空いていなかった.最近畑を始める人が急増しているとのこと.しかも月額数千円かかるらしい.払えない額ではないけど,高齢化で休耕している土地が多いと聞き,自分で探してみることに.

「農地 借りる ○○市」と検索すると,居住地の農業委員会が農地の貸し借りを斡旋しているとのこと.さっそく農業委員会事務局に直接TELして聞いてみたら,具体的な金額は教えてくれないが,交渉次第で安くで借りられるらしい.農地の場所もリストになっていて確認できるので,家の近所で良さげな農地はないかとGoogle Mapと照らし合わせて片っ端から探してみた.

家から車で10分位の場所に,すぐそばに用水路がなあって250㎡の畑を始めるのに手頃な広さの土地があった.他の土地はその数倍から数十倍の大きさばかりだったので,これはチャンスだ!ということで,早速農業委員会にTEL.

意外と親切な対応で,あまり根掘り葉掘り尋問されることなく所有者の連絡先を教えてくれた.

数日後,所有者と会ったら何とタダで貸してくれるとのこと.雑草などの管理が大変で誰かに使って欲しかったとのことで,利害関係が一致.ありがとうございます.大切に使わせていただきます...

このように地方都市では高齢化が進み,持て余している土地や農地がゴマンとあるようだ.聞いてみるもので,畑を始めるにはまずお金を出して土地を借りたり買ったりせねば,との先入観があったので拍子抜けしてしまった.

食糧難が来ると言われている昨今,自治体は目先の利益にとらわれて外国人に売ったりする前に,地元の若者に補助金を支給してまで農地を貸すことに力を注いだ方が良い.食糧自給や雇用,健康面も改善し、長い目で見て地元を救うことに繋がるのに...といろい考えさせられた.

案ずるより産むが易し.

東京や横浜なら話は違うのだろうけど,少し郊外に行けば,畑を気軽に始められるチャンスが身近に転がっていることを今こそ多くの人に知って欲しいと思う.

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