手網焙煎

コーヒー

焙煎するのに一番簡単な道具として,銀杏煎り用の手網が低価格でおすすめです.

自宅キッチンで中火,炎との距離は15~20cmくらい.手網の中に50~100gくらいの生豆を入れ,熱がまんべんなく当たるようにひたすら前後に振り続けます.
段々と生豆の色が黄色,薄茶色と変化していき,大体10分前後でパチッと弾けるような音が次々としてきます.これが1ハゼと呼ばれるものです.
この時点ですでに良い香りが漂っていますが,この1ハゼという音が出なくなるまで1~2分くらい,手網を振り続けましょう.音が出なくなった時点でもう立派な焙煎豆で,いわゆる浅煎りの出来上がりです.浅煎りのコーヒーは酸味が際立った味です.
この後,焙煎時間を長くしていけば中煎り,深煎りとなり,長くなるほど酸味が消えて苦味が際立つようになります.
どの焙煎度がおいしいかは個人の好みになるかと思いますが,豆の産地と鮮度によってオススメの焙煎度があると言われています.焙煎を始めた当初はプロのオススメ焙煎度が正しいと思っていましたが,最近はそれに拘らずに色々な焙煎度で試してみることが多いです.この辺りは自分の好みの範疇になりますので,自分の味覚でいろいろ試してみることを是非おすすめいたします.
そうやって試行錯誤,自分が心地良いと思えるコーヒーの味を自由に探すことができるのが自家焙煎の醍醐味.
No Roaster, No Life!
ではないですが(笑),日常生活に自家焙煎を取り入れ,ぜひ楽しいコーヒーライフを!

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